【終息宣言までのサイクリングのガイドライン】Tyrellからのご提案

皆さんこんにちは、新型コロナウィルス(COVID-19)による非常事態宣言が発出されてから1週間が経過しました。

私達の社会を守る為に、大切な家族や愛する人たちを守る為に、そしてご自身を守る為に、お一人お一人が責任ある行動を求められている事は、ご承知の通りですよね。

不要不急の外出をしないで、人との接触を極力控え・・・
「そんな中で、自転車に乗る事はどうなんだろう?」ってお思いの方は沢山いらっしゃると思います。

自転車は屋外で一人で行える運動ですので、一定のルールさえ守れば、今の状況下で健康維持に有効な手段だと思います。 また、満員電車や混雑するバスを利用するよりも、感染防止の観点からも有効な移動手段です。

家庭内でのDVによる相談が急増している・・・とか、ニュースで聞くと悲しい気持ちになってしまいますが、心身の健康維持の為に、軽いサイクリングはお薦めするべきだと思いました。

今の情勢を商売に利用する事なのではないかとか、自分の中で葛藤は有りましたが、「良い物をご紹介したい。」「後ろめたい気持ちで自転車に乗ってほしくない。」との思いから、ガイドラインをご提示する必要が有ると思い至りました。

今回はスポーツサイクルを愛する皆様に向けて、Tyrellからのご提案【終息宣言までのサイクリングのガイドライン】について書かせて頂きます。

 

【終息宣言までのサイクリングのガイドライン】

1.一人で走りましょう!
「ソーシャルディスタンスを守ってのグループライドは大丈夫では?」とのご意見もあると思いますが、今は我慢しませんか? 自転車に乗らない方や車列の距離感を良く理解されていない方の方が世の中では大多数です。 そんな中で、今、グループライドを行う事はサイクリストのモラルが問われる事態になりかねません。 走るならソロライドをご提案いたします。

2.どこにも立ち寄らない。
人との接触を避けるために、コンビニ等での休憩や補給、公衆トイレの利用をする事無く帰る事が出来る距離で走りましょう。
勿論、どうしても必要なら立ち寄る事は仕方が有りません。 でも、「出先で買えるから」とか、「必要ならコンビニで・・・」といった考えではなく、事前に準備をしっかりと行い、出発から到着まで誰とも接触しなくても良い準備は整えましょう。

3.サイクリングロードを積極的に利用しましょう!
一般公道を使ったライドである以上、交通事故のリスクは常にあります。
事故によって医療機関のお世話になる事だけは避けたいですよね。
ただでさえ、今、医療の現場で働く皆様には大変な負荷を僕達はお掛けしています。
その事を忘れずに、今はいつも以上にリスクの低いルートでのライドが求められると思います。 サイクリングロードを積極的に利用しライド中のリスクを最小化しましょう。

4.のんびり走りましょう!
ペースが高まれば事故のリスクも増加しますし、高い強度で運動すると回復に体力を使う事になり、免疫力が通常よりも下がってしまう可能性が有りますから、感染リスクを高めてしまいます。
適度な運動なら免疫力を高める効果が有り、何よりもリフレッシュできますよね。
目安としては鼻からの呼吸で間に合う程度でしょうか。
心拍系やパワーメーターをお使いの方ならご自分に最適なペースは把握されていると思います。

5.感染防止のエチケットを守りましょう!
何かの理由でお店に立ち寄らなければならなかったり、人との接触が避けられない事が起こる可能性はあります。そんな時の為にマスクを持ってライドしましょう。
走りながら咳き込んだりする事もご法度ですよ、ウィルスを周囲にまき散らしているかもしれません。
いらっしゃらないとは思いますが、つばを吐いたり、手鼻をかんだりは、ウィルスをまき散らす以前に人間として恥ずかしい行為ですよね。 今に限らずサイクリストならロード上でそんな不敬を働く事の無いようにしましょう。

以上が、Tyrellから皆様に向けたガイドラインのご提案です。

報道されている内容や自分で調べた内容を基にお伝えいたしておりますが、概ね政府や東京都が発表している内容に沿っております。 万一、間違いが有ればご指摘ください。必要が有れば修正させて頂きます。

「外出しない事が最善」ではありますが、上記のガイドラインを守ってのライドであれば、お買い物に出かけるよりも低いリスクでは無いでしょうか。

1人のサイクリストとして、責任ある行動を皆様と共有したいと思います。

一日も早く!
皆様と一緒にサイクリングを楽しむことが出来る環境を取り戻す為に、力を合わせて頑張りましょう!!